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華やぎの旅しおりNO506 日本海の旅 その5

仲秋の名月




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月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月(よみびとしらず)




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♪~うさぎ うさぎ なに見てはねる




十五夜お月さま見てはねる~♪




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むかしむかし、インドにサルとキツネとウサギが仲良く暮らしていた。ある日三匹は、やつれて倒れている老人に出逢った。三匹は老人を助けようと考え、サルは得意の木登りで木の実や果物を集め、キツネは素早い駆け足で川から魚を獲り、老人の所へ運んできた。




ところがウサギだけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。何とか老人を助けたいと考えたウサギは、サルとキツネに火を焚いてもらうと、「わたしは何も持ってくることができません。せめて私の肉を召し上がってください。」と言い残し、火の中へ飛び込んだ。




倒れていた老人は、実は「帝釈天」であった。ウサギの捨て身の慈悲行に感心した帝釈天は、ウサギを月へと昇らせ、永遠にその姿をとどめさせた。月に見えるウサギの姿の周囲に煙状の影が見えるのは、ウサギが自らの身を焼いた際の煙だという。




「仏教説話集ジャータカ」に綴られた献身ウサギより~





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おおきに~


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